トレーニングとスポーツの違い





51歳の私を含めてまわりの友達は、健康診断のたびにある言葉を何回も聞かされます。




それが「運動してますか?」「運動しましょうね!」であります。




この運動ってことばの意味はわからない人はいないと思いますが、




では「運動」って何するのって言われたら、どうでしょうか?逆に医者に聞きたい、という友人もいます。




なので医者じゃないけど考えてみましう。





何かしらの改善をするため




運動とは具体的に何をどうすれば良いのでしょうか?「運動をしましょう」の意味をまず理解しましょうか。

「しましょう」ってことは「しなさい」ってこと、しなきゃいけないということです。




原因は運動不足による、「○○○」が考えられますから、「○○○」を改善するためにやりましょうってことだから、運動すれば改善するんでしょう。




だったら、やったほうが良いですね。




何をしましょうか?って、ここで、「トレーニング」をするか何か「スポーツ」を始めるかって迷う方がいらっしゃるんじゃないかと思います。






トレーニングとスポーツの違い




トレーニングとスポーツの違いですが、簡単に言うと、「機能訓練と競技」の違い。




トレーニングとは一定の運動を規則的に行い、




関節の一番安全な動きができる範囲で行う反復的な機能改善のための訓練。

スポーツは競技で時間や点数、人と競りあい、時には記録を競いうもの、




したがって場合によっては関節に負担のかかる動きもあるが、




「気分転換、レクリエーション」の要素があるので楽しく続けられる。




理想は、両方やると良いと思います。




ただし、自分にあったトレーニングやスポーツを選択しないと、続かないし、怪我も時にはしてしまうかもしれません。




はじめに話を戻すと、運動をし続けたら、良い方向に向かってくれるんだから、続けないと意味がないということです。





運動の効果を出すためには




私は日頃の運動にトレーニングを行っていますが、トレーニングの効果はすぐには感じられません。




人にもよりますが,まずは3ヶ月くらいは続けないと効果が感じられないのがトレーニングです。




よく「トレーニングしたけど効果がなかったよ」という声ですが、




チョット言い方を変えれば、効果のでないトレーニングはなく、「出る前にやめてしまっているから」ではないかと感じることがあります。




「トレーニングをしてもしなくても変わらないね」、




これは変わるまでトレーニングをしていないからだとかんがえられます。

私自身は一定の、正しい方法と強度があれば、効果のでないトレーニングはないと考えています。




何をして良いかわからない方は、いつでも相談してください。




みなさんもせっかく始めたトレーニングやスポーツは長続きさせてこそ結果の出るものですからお互いに頑張りましょうね。

部分やせは可能なのか?それよりも・・・






「脚を細くしたい」、もしくわ「細くみせたい」




この要望に答えを出すのがパーソナルトレーナーの仕事。




実際に「細くする」と「細くみせる」はだいぶ違う。




結論から言うと、人間の脂肪を貯める場所に、「お腹」と「お尻」と「モモ」って決まっているから、細くするには身体全体の体脂肪を、減らさないと細くはならない。




ですが、「細く見せる」ことは可能です。




細く見せるには、脚に縦のラインを作れば細く見えます。

縦のラインとは筋肉の凹凸のことです。筋肉の凹凸が見えてくると、のっぺりとした脚に影ができます。




この影が細く見える効果を出します。




当然体脂肪も落とさなければいけませんから、食事制限はします。





下半身太りには?




「自分は太ってないけど脚が太いの」って思っている方、あなたは特異体質なのではなく、じつは 日本人の特有の内臓脂肪型の体質かもしれません。




欧米人のように限りなく太っていく人は珍しく、その前に日本人は病気になってしまうようです。




日本人の生活習慣病の肥満の数値のラインが欧米に比べて厳しいのも、このような事情があるようです。

特に女性はモモと下腹部、臀部につきやすく胸や首、背中などは目立ちません。(年齢が高くなるとそこにも付きます)




ですから上半身は大丈夫でも、下半身が太い方は内臓脂肪型の傾向があるので一度検診してもらってください。




内臓脂肪型の方が、皮下脂肪型よりも病気のリスクが高いなんて話もありますから。




生活習慣病に関しては長くなるので次の機会に説明します。




まずは日常の食生活を見直してから、脚のトレーニング(スクワット)をコツコツとやっていき脚に筋肉をつけましょう。




筋肉は何歳になっても発達してくれます。常に分解と合成をしている組織です。




ナッシュボディ白楽では、トレーニングに効果のある時短、簡単、ダイエット料理セミナー随時開催中です。




自分の望みをまずは教えてください。




希望に合った料理方法を考えて、一緒に作りながら教えます。

男に料理を教わるのに抵抗があると思いますが、これは単なる家庭料理ではありません。




トレーナーが自身の体を実験台にして試した集大成です。




例えば、どんなトレーニングをしているかで変わることがあったり、




生活リズムによって食事内容の割り振りがあったりします。


時間に追われている現状に料理を試している暇なんてないという方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?




アラフィフ男が毎日作るオカズは、3年間、自身の体の状態をキープさせ、




健康診断でもなんの問題もない状態です。




これは全てトレーニングよりも食事に理由があるからです。




パートナーの健康が気になる方や、自身の健康診断の数値が気になる方など、




参考になることがたくさんあると思います。




ぜひ一度声をかけてみてください。

自分を変えるために、どのように食欲を抑えているか?






写真とトレーニングで自分を変えるには、ポイントが二つあります。




ひとつは運動と食欲の関係、ふたつ目は、写真と自己肯定感の関係です。




運動と食欲




今日はひとつ目のお話。




運動と食欲には密接に関係している部分と切り離して考えたほうが良い部分とあります。




運動をするとカロリーが消費されます。




したがってカロリーは食事によって摂取しなければなりません。






カロリーだけではなく、必要な栄養素、ビタミン、ミネラルは全て食事によって摂取しなければいけません。




ここまでは、わかりますよね。




消費とカロリー




では、今より痩せたいとしましょう、運動をするとカロリーを消費するので痩せることができるかというと、これが微妙なんです。




人にはそれぞれ代謝できるカロリーの量が違い、これは、日常の運動歴によって変わります。




要するにカロリーの消費は人によりバラつきがかなりあるということ。




なので、摂取カロリーが同じ量でも太る人と太らない人がいることがあります。




今よりも痩せたい人はまず、人と比べないようにしてください。




何回も言いますが、同じカロリーを摂取しても消費カロリーに違いがあるので、比べようがないのです。




これは運動以外にも、体温や仕事、家庭環境など、かなりプライベートなことが関係してきます。




カロリーの消費は、科学的によくわからないこともいろいろあるので、人と比べると間違いを起こしやすいです。




痩せるなら摂取を




今より痩せたい人は、消費(運動)を頑張ることよりも、摂取を控えることに全力を注いでください。




食欲を抑えることが現在の体重や体脂肪を減らす直接的方法です。




運動がダメとは行っているわけではありません。




運動の効果は代謝をあげ筋力をあげることに一番効果があります。私自身は痩せることを目的にはしてません。




食べ物を我慢する、もしくは選んで消費することが、より良い身体つくりに一番の効果があります。




食欲を抑えるコツ




では、食欲を私は「どのように抑えているか」ですが、食欲があるから抑えられているというのが正解に一番近いです。




食欲がある。これは何を食べたいか、何処で食べたいか、誰と食べたいか、




など食欲を抑えているとこんなことをよく考えます。




ただ食べるという行為より、どんな、何処、とかがより重要視されるようになりました。




逆に言えば、「こんなんなら食べないで、次回に良い条件の時にしよう」、というふうになりました。




より美味しく、より楽しく食べるように体を万全にしておく、




気兼ねなく食べれるようにしておく、これが私の食欲を抑えるコツの考え方です。




ストレスと脳




チョット話がズレますが、脳は糖質しかエネルギー原がないから糖質を取るということを聞きます。




これは正解ですが、例えば、ストレスを抱えると食欲や糖質摂取欲が増すということもよく聞かれます。




これを「脳の疲労が糖質を必要としている」と解釈している人がいますが、




これはチョット飛躍している考え方だと私は思います。




脳への糖質(グルコース、グリコーゲン、ブドウ糖)の供給は、血糖値というもので管理していると言われています。




血糖値




血糖値は糖質の摂取が少なくなると肝臓に蓄えられた糖質(グリコーゲン)で常に一定の濃度にするように最優先で管理しているらしい。




糖質の吸収はそのほかの栄養素より早く、供給も早いですが、体に糖質として貯めておく量は筋肉と肝臓とで極限られているようです。




筋肉に溜まっているグリコーゲンは血糖から摂取し、筋肉のみに使われれるようで脳には影響しない。




そして余った糖質は脂質へ変換され蓄積へ。




このように、血糖値を一定に保つシステムをホメオスタシスと言いますが、血液の成分が常に一定のあたいになるように血管自体にセンサーがあり管理しています。




かなりの低栄養状態にならない限り、脳への影響がないようにしていることです。




もし、ストレスが溜まったから糖質を取るとしたら、




ストレス自体は糖質の摂取で解消されますが、糖質を直接、消費しているわけではないようです。




ストレス=糖質摂取というロジックを日常にしてしまうと、




太りやすくなり、糖質の過剰摂取により、血管の老化や糖尿病のリスクが上がることのほうが可能性がたかくなります。




次回に続く。

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