部分やせは可能なのか?それよりも・・・






「脚を細くしたい」、もしくわ「細くみせたい」




この要望に答えを出すのがパーソナルトレーナーの仕事。




実際に「細くする」と「細くみせる」はだいぶ違う。




結論から言うと、人間の脂肪を貯める場所に、「お腹」と「お尻」と「モモ」って決まっているから、細くするには身体全体の体脂肪を、減らさないと細くはならない。




ですが、「細く見せる」ことは可能です。




細く見せるには、脚に縦のラインを作れば細く見えます。

縦のラインとは筋肉の凹凸のことです。筋肉の凹凸が見えてくると、のっぺりとした脚に影ができます。




この影が細く見える効果を出します。




当然体脂肪も落とさなければいけませんから、食事制限はします。





下半身太りには?




「自分は太ってないけど脚が太いの」って思っている方、あなたは特異体質なのではなく、じつは 日本人の特有の内臓脂肪型の体質かもしれません。




欧米人のように限りなく太っていく人は珍しく、その前に日本人は病気になってしまうようです。




日本人の生活習慣病の肥満の数値のラインが欧米に比べて厳しいのも、このような事情があるようです。

特に女性はモモと下腹部、臀部につきやすく胸や首、背中などは目立ちません。(年齢が高くなるとそこにも付きます)




ですから上半身は大丈夫でも、下半身が太い方は内臓脂肪型の傾向があるので一度検診してもらってください。




内臓脂肪型の方が、皮下脂肪型よりも病気のリスクが高いなんて話もありますから。




生活習慣病に関しては長くなるので次の機会に説明します。




まずは日常の食生活を見直してから、脚のトレーニング(スクワット)をコツコツとやっていき脚に筋肉をつけましょう。




筋肉は何歳になっても発達してくれます。常に分解と合成をしている組織です。




ナッシュボディ白楽では、トレーニングに効果のある時短、簡単、ダイエット料理セミナー随時開催中です。




自分の望みをまずは教えてください。




希望に合った料理方法を考えて、一緒に作りながら教えます。

男に料理を教わるのに抵抗があると思いますが、これは単なる家庭料理ではありません。




トレーナーが自身の体を実験台にして試した集大成です。




例えば、どんなトレーニングをしているかで変わることがあったり、




生活リズムによって食事内容の割り振りがあったりします。


時間に追われている現状に料理を試している暇なんてないという方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?




アラフィフ男が毎日作るオカズは、3年間、自身の体の状態をキープさせ、




健康診断でもなんの問題もない状態です。




これは全てトレーニングよりも食事に理由があるからです。




パートナーの健康が気になる方や、自身の健康診断の数値が気になる方など、




参考になることがたくさんあると思います。




ぜひ一度声をかけてみてください。

自分を変えるために、どのように食欲を抑えているか?






写真とトレーニングで自分を変えるには、ポイントが二つあります。




ひとつは運動と食欲の関係、ふたつ目は、写真と自己肯定感の関係です。




運動と食欲




今日はひとつ目のお話。




運動と食欲には密接に関係している部分と切り離して考えたほうが良い部分とあります。




運動をするとカロリーが消費されます。




したがってカロリーは食事によって摂取しなければなりません。






カロリーだけではなく、必要な栄養素、ビタミン、ミネラルは全て食事によって摂取しなければいけません。




ここまでは、わかりますよね。




消費とカロリー




では、今より痩せたいとしましょう、運動をするとカロリーを消費するので痩せることができるかというと、これが微妙なんです。




人にはそれぞれ代謝できるカロリーの量が違い、これは、日常の運動歴によって変わります。




要するにカロリーの消費は人によりバラつきがかなりあるということ。




なので、摂取カロリーが同じ量でも太る人と太らない人がいることがあります。




今よりも痩せたい人はまず、人と比べないようにしてください。




何回も言いますが、同じカロリーを摂取しても消費カロリーに違いがあるので、比べようがないのです。




これは運動以外にも、体温や仕事、家庭環境など、かなりプライベートなことが関係してきます。




カロリーの消費は、科学的によくわからないこともいろいろあるので、人と比べると間違いを起こしやすいです。




痩せるなら摂取を




今より痩せたい人は、消費(運動)を頑張ることよりも、摂取を控えることに全力を注いでください。




食欲を抑えることが現在の体重や体脂肪を減らす直接的方法です。




運動がダメとは行っているわけではありません。




運動の効果は代謝をあげ筋力をあげることに一番効果があります。私自身は痩せることを目的にはしてません。




食べ物を我慢する、もしくは選んで消費することが、より良い身体つくりに一番の効果があります。




食欲を抑えるコツ




では、食欲を私は「どのように抑えているか」ですが、食欲があるから抑えられているというのが正解に一番近いです。




食欲がある。これは何を食べたいか、何処で食べたいか、誰と食べたいか、




など食欲を抑えているとこんなことをよく考えます。




ただ食べるという行為より、どんな、何処、とかがより重要視されるようになりました。




逆に言えば、「こんなんなら食べないで、次回に良い条件の時にしよう」、というふうになりました。




より美味しく、より楽しく食べるように体を万全にしておく、




気兼ねなく食べれるようにしておく、これが私の食欲を抑えるコツの考え方です。




ストレスと脳




チョット話がズレますが、脳は糖質しかエネルギー原がないから糖質を取るということを聞きます。




これは正解ですが、例えば、ストレスを抱えると食欲や糖質摂取欲が増すということもよく聞かれます。




これを「脳の疲労が糖質を必要としている」と解釈している人がいますが、




これはチョット飛躍している考え方だと私は思います。




脳への糖質(グルコース、グリコーゲン、ブドウ糖)の供給は、血糖値というもので管理していると言われています。




血糖値




血糖値は糖質の摂取が少なくなると肝臓に蓄えられた糖質(グリコーゲン)で常に一定の濃度にするように最優先で管理しているらしい。




糖質の吸収はそのほかの栄養素より早く、供給も早いですが、体に糖質として貯めておく量は筋肉と肝臓とで極限られているようです。




筋肉に溜まっているグリコーゲンは血糖から摂取し、筋肉のみに使われれるようで脳には影響しない。




そして余った糖質は脂質へ変換され蓄積へ。




このように、血糖値を一定に保つシステムをホメオスタシスと言いますが、血液の成分が常に一定のあたいになるように血管自体にセンサーがあり管理しています。




かなりの低栄養状態にならない限り、脳への影響がないようにしていることです。




もし、ストレスが溜まったから糖質を取るとしたら、




ストレス自体は糖質の摂取で解消されますが、糖質を直接、消費しているわけではないようです。




ストレス=糖質摂取というロジックを日常にしてしまうと、




太りやすくなり、糖質の過剰摂取により、血管の老化や糖尿病のリスクが上がることのほうが可能性がたかくなります。




次回に続く。

体力より脳力、歩くとどうなる?





朝一で父に質問された「歩くとどうなる?」




父には、必要以上に歩かない方が良いと指導しているためにこのような質問になります。




体に良いと信じて




私の考えは、高齢者に筋肉維持のためのウォーキングはすすめていません。




ここでいうウォーキングとは、30分以上で毎日や、それに匹敵する頻度の歩く運動。




なぜなら全身の筋力低下していると仮定して話すと、




姿勢が悪いために膝にかかる負担が距離や時間が伸びると大きくり、




それが原因で膝関節を痛めることになるからです。




痛めた膝関節を、何故か休めることなく続ける人が多いのも特徴で、




そのため習慣にするには危険と判断しています。




痛めても、歩き続けた膝関節は元には戻りません。




しかし限定的に10分程度の散歩は良しとしています。




しかし、これは散歩であって、筋力低下防止のためではなく、気分転換のために。




父は、以前膝を痛めていて(この時はすぐに対応したため治った)それ以降、私の教えを守っているので、散歩はしているが積極的にウォーキングはしていません。




しかし、散々メディアではウォーキングをすすめるので、気になって質問したようです。




歩くとどうなる?



私、「健康な人が、ウォーキングをすると筋力がますことよりも体温の上昇や血行の促進、心拍数の上昇などなど、心肺機能に良い、平常時よりも代謝が上がることが期待できるよ。」




父、「じゃあ、やったほうが良い?」




私、「いや、やらなくて良い。あなたはナッシュボディ白楽で筋力トレーニングを週1回、自主トレを週2回しているからそれで十分。散歩以外は膝の怪我のリスクが高くなるのでやらなくて良いよ。」




父、「わかった」




非常に物分かりの良い父であります。




脳力とは




でも、「たまに歩くのは大丈夫?」っていうから「大丈夫だよ、家からバス停までとか、よく買い物やカラオケで行く、横浜駅の構内とかは良いと思うよ。」




父、「横浜駅構内を歩くのは、ゆっくり歩く方が良いかな、どうかな?」




私、「ゆっくりじゃないと歩けない?」




父、「いや歩けるけど、なんとなく疲れそうだからゆっくり歩いている」




私、「あなたの体力なら目的を持って、短い時間だったら、早歩きの方が健康には良いから、ヨドバシから高島屋くらいは、試しにのんびりよりも少し早足で歩いてごらん」




父、「なんで、早歩きが良いの?」




私、「人を避けたり、まわりの状況を判断しなければいけないので、脳が活性化するよ。」




私、「人ごみを歩くのは、脳の情報処理能力に比例するから体力より脳力だよ。通常は人が、避けてくれているから事故にあわないだけで、自分がある程度の体力がないと人ごみに出れなくなってしまう、そのためにも、人ごみを歩く練習だと思ってやってみるとよいかも」




私、「疲れたら休めば良いし、平日の午前なんかチョット空いてる時だけにすれば良いんじゃないか」




父、「わかった、体力よりも脳の問題で歩くスピードが遅くなるってことね」




非常に物分りの良い父であります。




それから、スタスタ歩く練習を、すいている時にやっているそうで、調子が良いみたいです。




くれぐれも、短い距離、短い時間は守ってくださいね。

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