ナッシュボディでは、パーソナルトレーニングに
ケーブルマシンとパワーラックによるバーベルそしてダンベルを使用しています
通常の治療目的のトレーニングや健康維持なら問題ないですが
トレーニングによっては、追い込みにくい部位もあります
あくまでも参考程度で聞いていただくのが良いとおもいますが
筋トレにはポジティブとネガティブのトレーニングがあります
筋肉を、「積極的に収縮させて刺激を得るのを目的」か
「収縮した筋肉を伸ばされることで刺激を得るのが目的」かです
治療にもこの筋肉の刺激の違いは有効なので
積極的に使っていますが
それよりも、「筋肉を大きくしたい」、「筋力を上げたい」ときには
不可欠な、トレーニング方法です
当院の設備で使い分けるとしたら
通常の目標のセットが終わって
さらに追い込むときに
バーベルやダンベルは、ネガティブに使い
ケーブルマシンは、ポジティブに使います
フリーウェイトでは、重力が必ず作用するので
一定の重さを感じられて、ロスがありません
対して、ケーブルはポジティブでのロスはやり方しだいで
補えますが、ネガティブは一点から引かれているために
角度や方向が変わると、かかる力がかなり違ってきます
必ずの話ではないので、どちらも、なれと技術で克服できますが
最後に追い込みには、使い分けは有効です
限られた時間で何をしますか?
よく聞かれることなんですが、
運動するにも時間がないので、
限られた時間で何をしたら良いでしょうか?
という質問です。
継続することを優先に
やはり、基本のトレーニングが最適です
基本を積み重ねれば、立ち止まって元に戻すこともできますし
怪我のリスクや運動の知識も、積み重ねられます
基本のトレーニングとは、脚、腰を中心に行うトレーニングです
脚や腰の何が大切なのか?
私たち人間の生活のほとんどは、
立っているところから、座る
座っているところから、立つ
立ちながら、動く
あとは、寝ている
これだけです。
いかに、脚、腰を使っているかはわかると思います
立っているか、座っている状態でのトレーニング
限られた時間でトレーニングをするのなら
まずは、脚のトレーニングが良いでしょう
脚のトレーニングには、立った状態と座った状態のものがあって
それぞれに、特徴がありますが
まずは、立っている状態でのトレーニングが良いでしょう
スクワット
脚と腰のトレーニングの代表にスクワットがあります
このトレーニングのすばらしいところは
やり方しだいで、いろいろな筋肉が鍛えられます
フォームの習得に時間はかかりますが
バーベルを使えるスペースがあるならば
一番先にやるべき種目です
スクワットの種類
一般的にスクワットは、バーベルを肩に担いで行いますが
もし、バーベルを使う事ができなければ
片足のスクワットをおすすめします
いわゆる、自重トレーニングです
自重トレーニングで通常の両足でのスクワットでは
身体にかかる重さが足りなくて
おもっている効果はなかなか得られません
でも、片足ならそこそこ重さがかかるので
限られた時間内に収まるとおもいます
体幹も鍛える事ができる
両足も片足もスクワットは体幹も鍛える事ができます
体幹トレーニングで重要なのは
脚、腰のトレーニングを併用するか
先にじゅうぶんに脚、腰を鍛えておく事が重要です
体幹の強さが必要なのは、主に立っている状態なので
立っている状態を維持する筋肉がよく動いていないと
体幹をうまく使いこなせません
それと、いわゆる体幹の筋肉とは
おもに、下半身の筋肉の割合が多いので
その下半身の筋肉を鍛える事が
すなわち体幹トレーニングにつながります
片足のスクワットにもいろいろ種類がありますが
やってみると、上半身をぶれないようにするには
脚と腰の周りの筋肉が非常に疲れます
時間に余裕があれば、上半身と下半身を
分けて、別の日にトレーニングすると
良いと思います
歳をとるということ
こんにちは、
今日は、すべての人に当てはまることを
私なりに、考えてみました。
人間、歳をとると身体の変化にともなって、自分以外の周りの人にも
影響を与える事があります。どんな影響なのか?
具体的に何が起きるのか?
まず、歳をとるということを、身体の運動能力に限定して考えてみます。
自分の体力の限界(24時間のうち睡眠をはぶいた行動できる時間)を100%とします
その100%を使い切ってしまうと死んでしまうと仮定したら
普通に考えて、60%ぐらいが日常の限界としましょう
60%使った翌日には寝ることで回復できる範囲という条件
歳をとると、同じ日常をこの60%で済んでいたことが、70%になってしまうこと
以前と同じことをしようとしても、以前より疲れが残り
回復できないという意味です
60%使用で翌日回復できたものが、70%必要になったので
翌日では、回復しきれません。
回復できないので、睡眠時間を延ばしたり、翌日の日常生活を
10%減らしたり、休憩時間を多めにとったりして対処することになります
それよりも、できない分はしない事が現実的でしょう
できる事が、少なくなるということです。
そもそも年齢、性別、環境によってバラバラ
では、そもそも100%の体力も人によって違うわけですから
年齢関係なく、条件はバラバラとなります
そこに、病気や環境も加わり時間の経過にともない
複雑になっていきます
そして、対処も人それぞれ違ってきます
(ナッシュボディでのパーソナルトレーニングでは、
その人それぞれの、現在の体力、回復力、生活リズムに合わせて
プログラム内容が違うのは、そのためです)
介助、介護とはどのような事が始まりか?
歳をとって、一番心配されることに介護があります
介護の状態が、体力100%がどの程度でなるかは
運動能力の違いや、脳の機能の問題で簡単にいえませんが
全盛期の100%の部分が、同じ100%でも比べるとかなり少なくなっていて
さらに、60%を使ったとしても、たいした事ができない状態
要するに介助、介護が必要な状態であるということです
ここまでは、当たり前のことを、説明しているんですが
実際に、これが家族や身内に起きるとどうなるかというと
身体能力、運動能力に個々に差があるのは当たり前ですが
個々に差がない事がひとつあります
それは、時間です
時間はみんな1日24時間なんだが?
能力の差はあるけど、時間はみんな同じ1日24時間です
身体能力、運動能力の差と、1日24時間の変わらないことのギャップが
家族や、周りの人に影響を与えることになります
使いきれない時間、限界があるためにできないことが多い
一番は、時間を使いきれないということです
どんなに、用事を増やしても、できる限界が低いレベルであること
そこが、周りの人に手を借りることにつながります
トイレに行って、風呂に入って、食事をして、歯を磨いてくらいできるとしましょう
でも、これだけで先ほど定義した60%を使ってしまうとしたら
後の時間と、そのほかの作業はどうすればよいのでしょうか?
睡眠時間は変わらない、もしくはちょっと長くなったとしても
時間は、もてあまします
上記の作業も、最低限のクオリティで
食事の支度、掃除、選択など必要なことはいろいろあります
もてあました時間
時間をもてあましても別に良いんじゃないかと私もはじめはそう思っていました
しかし、高齢になるとそんなに簡単な問題ではなくて
無理してでも、何かで時間をつぶそうとがんばってくれます
それが、一人で完結してくるなら問題ないですが
これが、完結しません
中途半端が、転々と残っていくんです
さらに、心配事が次々と増えます
仮にですけど、高齢者だけ1日24時間のうち4時間だけ起きている状態で
残りの20時間を睡眠時間であったら、回りの人は、かなり楽になるんじゃないかと
思います。
中には20時間睡眠とる人もいるかもしれませんが、
なかなか、20時間中にトイレも行かない、水分補給もいらない人はいないとおもいます
もてあました時間を、周りの人に振り分けていることになります
振り分けられた、周りの人は、24時間のうち振り分けられた時間を自分の時間から
引かなくてはなりません
これが、歳をとることで徐々に回りに与える影響です
介助や介護はこの最たることに当たります
このことは、自分も誰にでもおきることですが
いろいろ考えて、現在や将来にどう対応するかを
検討するようになりました
そのひとつが、運動習慣です
続く、

