私も毎日数回おこなっているストレッチ
ストレッチは一般的に手軽な運動となっています
関節の柔軟性を上げるためや、トレーニングのアップとして
さらに運動後の筋肉の張りを収めるためといろいろな目的があると思います
私は主に柔軟性をあげたいがためにおこなっています
そのストレッチですが目的はさまざまですが
過度の期待は持たないようにしています
私がストレッチに期待していた誤解をあげていきます
もくじ
一つ目は、ストレッチをしたからといって
腰痛や肩こりにならないわけではない
身体の関節や筋肉の伸張性があったとしても
筋肉は鍛えられないので、自分の能力以上は
疲労をおこし張りや痛みを生じます
長時間の同じ姿勢や、姿勢不良などです
さらに、関節包や神経も疲労をおこします
改善するにはストレッチ以外に、筋力(筋力、筋持久力)の向上を目的のトレーニングをおこなうことです
二つ目は、身体能力の向上には必要な関節の柔軟性ですが
ケガをしないわけではありませんし、早く治るわけでもありません
伸張性の高い筋肉ほど関節可動域の制限いっぱいまで使う事ができるが
突発的な自分の運動能力の限界超えるものなどケガは防ぎきれないものもあります
ストレッチのケガへの効果は筋肉には一定の効果はあっても
関節周りの腱、靭帯、関節胞、関節内の軟骨には効果はありません
同時に筋トレを行い関節に負担のかからないからだの使い方を学ぶと効果がいっそうあがります
身体の柔らかさは出力の機能であってケガの回復力は年齢とともに落ちていきます、代謝の力が大きく影響します
三つ目は、関節の可動域が向上したからといって筋肉そのものが柔らかくなっているわけではありませんし
運動不足による障害を防げるわけでもありません
身体の柔軟性を向上させるストレッチですが、筋肉そのものが柔らかくなっているのではなく
伸ばされることに筋肉が慣れてきているだけです(痛みに慣れる)
高齢なると関節が硬くなり体の柔軟性も失われていきますが、筋肉は触ると柔らかいです
この場合の身体の柔軟性の低下の原因は関節です
運動不足による筋力低下とコラーゲン繊維の付着、栄養不足から来る関節の拘縮で結果として身体が硬くなります
防止するには、運動を継続すること、ストレッチと筋力トレーニングを同時に行い
必要な栄養素を摂り、代謝を下げないことです
さらに伸ばされた筋肉は緩みすぎて縮みにくく、本来の力を出そうとすると
反応が鈍いために数分間の別の運動が必要になります
可動域限界まで広げられた筋肉は縮むには反応が悪く、力も出しにくくなります
適度に筋力が必要なときはストレッチの後に筋肉を縮ませる運動を入れると良いと思います
ストレッチは筋肉を伸ばすことに慣れさせ、痛みを感じさせないために行いましょう
たとえば、身体の向き、腕、脚など思った場所に伸ばしたい。
ダンスできれいに魅せたい。
低い重心で安定させたい。
関節の可動域が広い事が有利な競技などです
それ以外は、リラクゼーション効果を得たい場合などです


