50歳代って本当に身体のあちこちに、ちょっとした異常が出る話をしましたが、
これはそこからさらに、私が感じた個人的な感想です。
身体のあちこちにちょっとした異常が出ても、
最初はどうってことないんですが、
これが一箇所ならいいってことで、
数箇所または一部が慢性化した時には、
自分の身体が自分のものじゃなくなる感じ
若しくはイライラがあると推測されます。
私自身も、トレーニングが思うようにいかないと
若干ですが、パニック的に無理をして、それを回避しようとしてしまいます。
冷静になれば、無理なトレーニングはかえって結果を悪くするし、
怪我のリスクが上がるんですが、
老化と戦っているみたいなマインドになっているときは、
そんなことよりも常勝思考が優先してしまいます。
結果、怪我なんかしてしまうと回復にも時間がかかり、
自分の身体が思うように動かなくなります。
そうゆうことの積み重ねにより、
より運動能力がいらなく、体力がそれほど必要ではないものでコントロールが可能なもの、
過去の自分に対して、さほどコントロールに差が感じられないものに
快感を感じるのではないでしょうか?
それが、最近の自動車なのではないかと。
自動車の進化の方向
最近の自動車は、運転自体の楽さも凄い進歩ですが、
それ以上に乗り心地の良さやスムーズさはびっくりします。
カーブを曲がる、止まる、スタートする、ギアが変わる
そのどれもストレスを感じません。
当然昔の自動車よりもブレーキの効きや
危険回避の性能も格段に上がっていることもあるでしょう。
だからといって乗り手であるものの能力が
それを上回ることは決して無く、
あくまでも操作の基本は乗り手にあります。
現在私は通勤に自転車と原付を併用していますが、
体調が優れない時や、気分的にノリが悪い時はより楽な
原付バイクの出番が多いです
自動車はすでに必要がなくなったので
ずいぶん前に乗るのを止めているのですが、
私自身も身体のあちこちが重症ではないにしろ、
調子が悪くなり、自転車やバイクのコントロールが難しくなったら、
自動車に依存するかもしれないと考えました。
思い通りにコントロールしたい
高齢者の人身事故がニュースで多く扱われるようになり、
被害者であった高齢者が最近では、
加害者になっていることも珍しくなくなりました。
単に住居の場所が自動車が必要な地域であることだけではなく、
このように自身の身体のちょっとした障害や不自由により、
自分がモノを動かす、コントロールすることが
本能的に快感として刺激されるのではないのでしょうか。
これからも高齢者の事故は減るようのは思えません。