ぶら下がり



ぶら下がり健康法


ナッシュボディ白楽の平田です


みなさんは、最近ぶら下がっていますか?


子供の頃は公園に行く機会が多いせいか、鉄棒があればぶら下がることもよくありましたが



大人になると、自分の子供と一緒に公園に行くことはあるでしょうが、鉄棒でぶら下がるなんてあんまりしないのではありませんか?


このぶら下がるという行為、とってもカラダに良いんです



ぶら下がり動作をトレーニング的に解釈、説明していきたいと思います



注意!!
肩に障害があったり、挙げるだけでも痛みが出る方は、悪化することもあるので専門の機関で検査し、運動の許可をもらってから各種運動を行ってください


肩の障害



まずは、ぶら下がって始めに負担のかかる「肩」から考えてみましょう


肩の可動域(回せる範囲)はほぼ360度ありますが、年齢や使い方によって範囲が狭くなったり、動きが鈍くなったりします。時には痛みが出ることも多い関節です




肩の障害に「結髪動作」と「結滞動作」というものがあって、髪の毛を後ろで結ぶ動作と帯を後ろで結ぶ動作のことです



女性はわかりやすい動作ですが男性にはピンと来ないと思いますが、ドライヤーで髪を乾かすときやシャツを脱ぎ着する時、背中を掻く時なんかがそれにあたります



肩関節は、カラダの中で一番可動域があることが特徴です。そのぶん疲労しやすい関節でもあります。したがって肩周りの筋肉の強化やストレッチは関節保護のめんから考えて必然です



肩の特徴



肩とは体幹と腕のあいだの関節ですが、腕は直接体幹についているわけではなく、肩甲骨を介してついています



腕を上げる動作というのは腕と肩甲骨が「一定の法則」で動くことで成り立っているので、その「一定の法則」が「ちぐはぐ」になると痛みや、動作の不自由などが起きます



実際の日常生活で、肩より高いところに腕をあげることは意外に少なく、電車やバスなどのつり革や洗濯物を干す、布団をあげるなどに限られるのでほとんどないという人もいるのではないでしょうか



ぶら下がる動作



では、実際にぶら下がってみましょうか!まず感じるのは、肩が思ったより痛いんじゃないでしょうか?


そして、握力が弱くなったように感じませんか?


場合によっては、ぶら下がることができない!

ぶら下がってもすぐに握力が尽きて降りてしまう、こんな感じじゃないでしょうか?


自分が思っているより握力が無いんじゃないか?


というよりも体重がオーバーしているのです。


握力というものは、意外に落ちにくい筋肉で最後の最後までわりと使える筋肉です


トイレの手すりとか、つかまるために付けることを考えると、高齢者でも握るという作業は使いこなすことができます



何分間ぶら下がることができれば、適正体重かはわかりませんが、少なくとも20秒くらいはぶら下がっていたいですね!


そして、肩の痛みですが、これは可動域が悪っくなっている証拠。


このような方は、ぶら下がる前に肩のストレッチをしてなるべく手を腕を頭の上に垂直に伸ばしたり腕を耳にくっつけたりしてから、試してみてください



ぶら下がりの効果




ぶら下がることは当然腕は肩より上に来るし、自分が腕をあげるよりも高いところに挙げられます。



そこで、動かし、ストレッチ(引き伸ばす)ことの出来る関節は「肩」「肩甲骨」「肘」「手首」だけではなく



「胸」「背中」「腰」「股関節」までストレッチ(引き伸ばす)してくれます



さらに、胸郭(きょうかく)と言って肋骨と背骨におおわれた部分、肺や心臓がそこにありますが、この胸郭は呼吸をするときに前の方がせり上がります



この胸郭と横隔膜(おおかくまく)が胸の空間を広げ、肺に吸い込んだ空気を多く入れることになります



この胸郭は腹筋がくっついていて腹筋がストレッチされ胸郭も動きやすくなり、呼吸をスムーズにできるようになります



姿勢も矯正



姿勢が気になる方は、10秒でも良いのでぶら下がってみてください


降りた時、背筋が伸びて気持ちがよく本来の姿に戻れるでしょう


姿勢の悪くなる一番の原因は、下を向くことですから、ぶら下がったら真正面を向いてください


チョット考えるだけでも上記の効果がある、ぶら下がり


やらない理由がないと思いませんか?



再度、肩に障害や痛みがある方は十分注意してください







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