血糖の話




血糖は糖代謝で調整されています


ということは、血糖値が高いのは糖の代謝が悪いからです




血中の糖は必要以上にあると



インスリン分泌にストレスをかけたり



処理に、時間がかかり



血管の糖化を招き動脈効果を促進させる原因にもなることから、



血糖はインスリンが働きがスムーズに行われることが



リスクをあげないことになります




血糖値が急に上がると、インスリンを多く出してしまって



その後、低血糖になってしまったり



そもそも、インスリンを分泌している器官に



多大なストレスをかけてしまうことになります





この糖の代謝ですが、



要するに日頃から糖をいっぱい使うような生活をすれば良いわけで



運動習慣のあるなしは大きくこれに関わります



糖の代謝には、血糖の維持と、筋肉の維持に



使われます



血糖の維持とは、脳に糖を与え続けなくてはいけないことで



各種筋肉は、糖をエネルギーとして動いているからです




普段から糖を代謝する習慣があれば



インスリンの作用で体内に吸収された糖は



需要と供給のバランスのなか



消費のスムーズさによって



代謝サイクルが正常に回ると考えられます





運動習慣は動脈硬化を防ぐ働きがあるとされるのは



このようなことがあるからです

内なる力を





筋肉は内側から外に向けて使うようにすると、力が出しやすくなります



そもそも四つん這い状態だった動物から進化したと考えられる人類は



外側は骨に守られています



内側には血管神経、内蔵など、人としての急所があるのです



さらに正面も守られていて、おでこは最も硬い骨の構造をしています



皆さんも四つん這いになった時に一番正面は頭になることが確認できると思います



話は脱線しますがヒグマなどは正面から走ってきた時に



真正面からでは、致命傷があえられないといわれています







床反力とは?



人が運動するとき、かたい床に向かって力を出す場合には



床に対して、垂直に力を出した時は、同じ力が同じ方向に床から身体に伝わります。



これを床は反力といいます



床反力があるから、人は立っていられるのです(床が人を支えている)



自分の体重と同じ力で、床が押し返してくれているということです




この力を体がどのように使うかで歩行、走行、ジャンプしたり着地したりしています




床反力は日常的に使われていて、歩行や走行では



その衝撃から身体、主に脳を守るためにあらゆる関節や筋肉が働いています




脳は揺れに最も弱いもので、水に浮いている豆腐を思い浮かべるとわかりやすいと思います




では力は内側から出すというのは、どういうことか?




内側の筋肉を使う

人の筋肉は、外側は瞬発力のある筋肉が主で



内側は持久力のある筋肉が主になります



これは、主に支える側と、動かす側に分かれます



支える側が支えているから、動かす側は早く正確に動かせます




スポーツ選手の身体の違いを比べると




短距離選手と長距離選手の体が究極のモデルです




ただし、普通に生活している分には、そこまで極端に現れるわけではありません




内側の筋肉というのは主に背骨脊椎に付着している筋肉で、




小さくて細かい、脊椎についている筋肉は




動きはほとんど無く、支えるためにある筋肉です




外側の筋肉は主にそれ以外と考えて良いかと思います




要するに身体の軸となっている背骨に付着している筋肉の力を使わないで、



外側の筋肉を使うことは効率や持久力には弱いということになります




体幹トレーニングはこの背骨に付着している筋肉を使うトレーニングということです



内側の筋肉の使い方は、個々それぞれ違うのでここでは書きませんが、




例えば、姿勢が悪いと指摘された人はこの内側の筋肉が弱ってきて



外側優位の生活になっていると考えられます



効率が悪いために、腰痛や肩こりになりやすくなります




寝たままでは、ほとんど内側の筋肉を使いませんから深刻です




猫背や骨盤の後傾を感じたり指摘されたら要注意な状態だと思ってください




この状態の体は内側の筋肉を使うことが難しくなってきているか弱くなってきている証拠です

やりたいことをするには?



世の中に治療というものはたくさんありますが、



そのほとんどは、その人の今の健康状態に関係します



年齢が若いときには、その影響は少ないといえます



とはいえ、体調不良は年齢に関係なくあるものなので



つねに、良い状態を保つことは



自分が、やりたいことをしたり



必要とされることをするのに



取り組む時間を作る事ができます




それが、人によっては幸せと感じることもあるでしょう




薬ですら、飲めば効くことある程度期待されているとはいえ



体調が悪ければ、効果は薄くなるし



場合によっては、飲むことも許されないケースも



レアですがあります



つねに、健康でいることと



つねに、健康に気を使うこととは



少し意味が違っています



「つねに健康でいる」とは



健康でいなければいけない状態で




「健康に気を使う」は



健康状態は人それぞれでよいが



いまの状態をなるべく維持したり



健康を目指そうと意識することを意味しています



私が、推奨するのは



つねに、健康にアンテナを張って



いまの自分の状態を把握して



維持したり、改善しようとしたりすることです



鍼治療も患者様自身の健康状態によって



効果も違ってきます



さらに、ご自身の健康状態が把握できている人ほど



回復が、早い傾向があります



自分のやりたいこと、生きたいように生きること



それらは、つねに健康状態を把握して



良い状態を維持、目指してこそできることだと思います

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