誤嚥





高齢の方の食事で気をつけなくてはならないいのが、誤嚥です。




誤嚥とは食べたものが食道に行かず、気管に入ってしまうこと。




これはわりとしょっちゅうあるんです。




咳き込んでなんとか済んでますが、繰り返していると誤嚥性肺炎などになるケースもあります。



ではどうして防いだらよいでしょうか?



決定的な方法ではないですが、いくつか注意することはあります。




まず食事中の姿勢です。背中を背もたれに預けたままの姿勢は誤嚥をしやすい姿勢です。




それと食べる早さです。早食いも危険です。




そして早食いに似ていますが、飲み込む力不足があります。




食物を喉から食堂に送り込む筋力が、だんだん食べているあいだに疲れてきて、喉の動きが緩慢になり誤嚥することもあります。




食べているあいだに顎が疲れて咀嚼不足になり飲み込みにくくなるということ。




その時は、少し休んでからまた食事をしてもらうような、休み休みの食事でも良いと思います。




誤嚥になる基礎疾患がある場合や、基本的に老化現象なので防ぎようがないのも現実ですが、この3つは少しの問いかけで改善する可能性があります。

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