間違ったトレーニングとはどんなトレーニングなのでしょうか?
結論から言うと、怪我をするトレーニングになります
しかし、この怪我をしないというのは
トレーニングの怪我と、スポーツの怪我とは違います
トレーニングは、ある目的のために行うことで
スポーツはその目的にあたります
スポーツの怪我
スポーツで怪我をしないようにするためには
スポーツで怪我をしないためのトレーニングというものがあって
それは、簡単な動きから徐々に複雑な動きができるようになるために
リスクの少ない方法で基礎的な体力や筋力を養うことです
とはいえ、どんなに基礎トレーニングをしても
スポーツには怪我がつきもので、完全な予防というのはありません
トレーニングには間違いはありますが、
間違ったスポーツというのはなくて
なにを選択するかというだけです
自分のやりたいスポーツを選べばよいのです
危険なスポーツはあっても、
危険なトレーニングはあってはいけません
トレーニングというのは安全に行う事が最優先になります
なぜなら、危険かもしれないスポーツをするために、訓練するわけですから
トレーニングが危険では、スポーツにたどり着けません
トレーニングは安全に
しかし、トレーニングにもまったく怪我や危険がないわけではありません
ただしスポーツほど回避が困難ではありません
なにをするかではなくて、こういうことは怪我につながるということを
知っていれば、かなりの確立で回避できます
では、どんなことでしょうか?
スクワットを安全に
まずは、スクワットでのリスクを考えましょう
では、スクワットでの怪我をしやすい箇所はどこでしょうか?
それは、膝と腰です
まず膝は、つま先の方向と膝を曲げる方向が同じでないと
膝を無理にひねっていることになります
スポーツではこのひねりのストレスは結構かかりますが
トレーニングではひねる必要はありません
そして、腰ですが、これは姿勢が大きく関係します
通常、腰の力は背中の力に比例します
背中の力をじゅうぶんに使うためには、しっかり胸を張り
肩甲骨を背中の中心になるべく寄せ、頭を下げないようにします
要するに、猫背が腰に負担をかける姿勢になります
この、二つの禁忌をしなければ
どんなスクワットでも大きな怪我は防げます
必ずしもスポーツのためにトレーニングをしている人ばかりでは
ありませんが、
それなりの目的があると思います
まずは、自分のトレーニングの方法は怪我のリスクがないかを
今一度確認して、怪我のないトレーニングを楽しんでください