季節の変わり目が日常の景色を変え、気分を良くしてくれる代わりに、
この時期独特の気に食わない「やつ」が現れる。
不定愁訴って聞いたことありますか?
簡単に言うと複合的に体調が悪くなり原因がわからないものって感じです。
肩こり、腰痛、慢性疲労、睡眠障害もこれですよ、誰でもありますよね。
こんな元気そうな私でも、午前中は良くても午後はダメってことがあったり、
でも何が悪いかわからないし、そうそう重い病気というほどじゃなかったりするから、ほっておいてしまっていることが多いです。
まあ、それで次の日にはなんでもなけれな良いんですが、これが連日続くのが不定愁訴ですね。
これって経験上、ほっておくと結構厄介だから早いうちに対策しておいてください。
病は二つ以上抱え込まない
人間って1つの病気だったら治すことができること多いんですよ、1つならですよ。
これが二つになるといっきに治りが悪くなり治らないまま一生付き合うということが起きてしまうんです。
だから日頃から生活習慣病は絶対にならないという覚悟で日常の習慣を見直してほしいと患者様には言っています。
生活習慣病のほとんどが治りにくい病気です、症状が悪化すれば毎日薬を使うわけです。
しかし、新たに何かしらの病気になった時に、この薬の「せい」で効きが悪い、または使えないなどの弊害が起きます。
仮に「薬を飲まなくても大丈夫ですよ」って言われている人多いんじゃないかな、これってほかにもう一つ病気になったら、まず最初の生活習慣病が悪化したり、新たになった病気に対しての薬が生活習慣病を悪化させたりと複雑になっていくんです。
ましてや生活習慣病は合併症を起こしやすい病気です。気をつけるに越したことないです。
鍼灸治療とは不定愁訴の治療
東洋の考え方だと全ての体調不良=不定愁訴になります。
要するに鍼灸治療とは不定愁訴の治療ということです。
ナッシュボディ白楽での東洋医学の考え方は原因の追求ではなくて、症状の緩和と予防におもむきをおいています。
原因がわからないということじゃなくて、原因がわかったとして対処が違います。
どうするかというとほとんどが生活習慣の徹底した見直しです。
鍼灸の身体へのアプローチはあくまでも緩和なのです。
原因はなんであれ身体全体の問題としてとらえ、常に身体全体に治療をほどこします。
不定愁訴こそ鍼灸治療が向いています。