冬は、西陽が綺麗で、
夕焼けになる前がいいですね。
ウォーキングは気軽な運動だけど……
こんにちは、わたしもウォーキングをします。
ウォーキングというか、ハイキングですかね!
ウォーキングを始める人は、運動不足の解消という目的が一番だと思いますが、
ウォーキングも量や、質、慣れなどで、膝を傷める原因になることもあります。
年を、重ねると膝が痛くなることは割と知られていて、
みんながなるとは言いませんが、割と、メジャーことですよね。
でもなんでなってしまうのかは
人それぞれで、わからないことが、多いんです。
一般的には、怪我がきっかけで、痛み出すか、
加齢により、膝の軟骨が減るかだと思いますが、
何が、わからないかというと、加齢によって起こることは
ある日突然起きることではなく、
徐々に悪くなっていること。
徐々に悪くなっているにもかかわらず、痛みが出るには時間が掛かり
その人が、どんな生活スタイルなのか?
過去にさかのぼるには時間が経ちすぎていて
何が悪かったのかがわからないんです。
私の治療院にもたくさん膝に悩みを抱えている人が来ますが、
怪我や事故はともかく、加齢による膝の痛みはとても本人にとって辛い事例が多いです。
生活が一変に変わってしまうこともあります。
ただ、ある傾向もあります。
かなりの確率でウォーキングをしていて痛くなったという人がいるんです。
日常にウォーキングをしている人や、
急に、普段歩かない人が無理をして歩いて痛めたとか、
間違っても、ウォーキングが原因と言っているんではなく、
そもそも、ウォーキングをする状態じゃなかったり、
するべきでない人がやっていることが問題なんです。
運動は、正しい知識で行うことにつきますが、
自分の状態が、運動に適しているかも、見極めることも重要です。
健康な人が、するのは運動ですが、疾患がある場合は、リハビリになります。
リハビリは、より慎重に行わないと、怪我をしてしまうこともあるのです。
加齢による、膝の変形は経年劣化というべきことなので、仕方のないことです。
せっかく、健康のために取り入れた運動で体を悪くしてしまったら、
辛いですよね。
その場合は無理にウォーキングをするよりも、経年劣化で無くなってしまった軟骨を
無理をしないで、大切に使うことも、膝を悪くしないコツです
なんでも、動かせば良くなるということはありません。
運動は、健康にとっても役にたちますが、
悪にもなります。
カルシウム 骨粗鬆症
カルシウムは体内で最も多いミネラルです
そのほとんどが骨の中にあります
カルシウムは、骨以外にもカルシウムイオンとして、タンパク質と結合した状態で血中に存在して、代謝に影響を与えています
心臓の筋肉の心筋、骨格筋、動脈の血管、など全てのタイプの筋肉の収縮に関わってきます
さらに、色々な酵素の活性化
筋グリコーゲン(筋肉の中にある糖質)と
肝グリコーゲン(肝臓の中にある糖質)の合成と、分解にも関わっています
そして、最も大切なのは、神経インパルス伝達、血液凝固、ホルモン分泌の調整も
こんだけ書くと、わけわかんなくなりますが、
とにかく、大切な働きにはほとんど関与しているミネラルです。
ちなみに、筋グリコーゲンとは、筋肉を動かすためのエネルギーになる糖質のこと
肝グリコーゲンとは、血糖値を調節するための糖質で、これによって一定の血糖値が守られて、脳への栄養源となります
この、カルシウムなんですが、メチャクチャ吸収が悪いミネラルでもあります
大切なのに、吸収が悪いって、何かの間違いじゃないだろか?
ところが、本当なようです
食物から、摂取したカルシウムは、胃で胃酸により可溶化(水に溶けやすい)されるんですが
実際に吸収するのは、その先にある消化管の小腸で、ここではタンパク質や糖質、脂質など栄養素も吸収するので
せっかく胃酸で水に溶け易くなっているのに、脂質を体内に取り入れるための胆汁酸や
phの上昇(phは低いと酸性、高いとアルカリ性)によって水に溶けにくくなってしまうようで
溶けにくいと、吸収がしにくくなってしまうらしく
便になって出て行ってしまう
その、40%程度しか、吸収されません。残念
体にとっては、カルシウムの吸収よりも、脂質の吸収の方が優先順位が高いのかしらね
ただ、仮にカルシウムが不足している状態が体に感知されると
この、吸収率が変化して、高まるシステムになっているようです
体ってすごいですね!
このカルシウムにはビタミンDがかかせなくて
ビタミンDはカルシウムの吸収を促してくれるんです
ビタミンDは紫外線にあたっても身体の中で作られます
だから、よく陽に浴びてください(^O^)
私の身体はビタミンDが豊富かもね、
普段は、吸収率の悪いカルシウムですから、定期的に摂取することが大切です
血中にカルシウムイオンが一定量ないといけないので、常に必要ですが
いっぱいな時は、ほとんどが排出されてしまうので、
一気に、大量にとっても、意味がないということがわかります
カルシウムの排出システムは割愛しますが
内蔵の病気になると排出と吸収も悪くなるので、これも注意しましょう
最後に、骨粗鬆症ですが、これは加齢とともにホルモンバランスが崩れて起きる病気です
一般的に、男性よりも女性の方がかかりやすいとされています
それは、閉経によってエストロゲンの生成が減少するからで
女性にとってエストロゲンはカルシウムバランスを維持するのに
不可欠な、ホルモンだからです
エストロゲンの不足による骨粗鬆症の場合は、積極的にカルシウムを摂取しても
骨には吸収してくれないので、現状はホルモン療法に頼るべきです
では、予防法はないのか?
やはり、骨を丈夫にすること
欲を言えば、20歳代中盤くらいまでに骨を丈夫にすること
もう過ぎたしまっている方は、運動をして、常に骨に刺激を与えること
そして、やはり積極的にカルシウムを摂取することです
カルシウムの摂取には
牛乳が一番吸収率が良いのですが、牛乳が苦手な方は
魚類(イワシ、さんま)、チーズ、豆腐、海藻、アーモンド、など
私は、筋トレをしているので、骨格筋の収縮に関わるカルシウムは
食物以外に、サプリを使ってます
一粒、1000mgのを1日に一個を
2つに割って2回飲んでます
みなさんも、加齢によってカルシウムが必要になった時には、すでに遅いので
日頃から、気をつけてみてください