こんにちは、ナッシュボディの平田です
今回は、当院で行っているストレッチの必要性と効果のお話です
ストレッチというと、大体は下半身のストレッチが多いのですが
しっかりとした理由があります
全身の筋肉量の半分以上は下半身
下半身には、大きな筋肉が上半身に比べて多いです
太ももの筋肉やお尻の筋肉など見た目でもわかります
筋肉が大きいということは、筋肉が付いている場所(付着部)には
それ相当の負荷がかかります
当然そういう場所は、丈夫にできていて
大きな骨についています
そもそもそんなに動かす範囲が大きいわけではない
太ももの筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大殿筋等)は
股関節に始まりますが
筋力や筋肉が大きくなると可動域が悪くなります
それはトレーニングしだいで改善できるのです
それがストレッチです
筋肉は使わなくても柔軟性がなくなる
筋力を大きくしなくても、使わなさ過ぎでも筋肉は柔軟性がなくなる
これは30歳以降に主に起こる症状ですが
運動不足が原因です
筋肉には血流が豊富です
大きい筋肉にはそれ相当の血流があるわけです
血流によって筋肉の栄養素が運ばれるのですが
運動不足になると筋肉の栄養が運ばれにくくなります
脳は筋肉を中央で管理しているので
必要のない栄養素はなるべくコストカットするようにできています
働かない組織にはそれが健康に悪くても
それ相当の報酬しか与えないのが人間の身体です
栄養の供給が少なくった筋肉は自然と量を減らしていきます
動きの鈍くなった筋肉は縮むことが苦手になり
同時に伸ばすこともできなくなります
さらに動かしにくくなった筋肉は全身の血行に影響をあたえます
姿勢は下半身の柔軟性が造る
関節の可動域の問題が全て筋肉の問題ではありませんが
筋肉を使う、動かすということは
その他の要素も同時に使う事になります
柔軟性が姿勢に影響し始めるのは
中年になってからになります
それまでは、筋肉の発達がほぼ全身で起きるので
偏った身体にはなりにくいのですが
成長期を10年以上過ぎると
徐々にゆがみが生じてきて
身体的な特徴が出はじめます
当然ですが若くても運動不足では同じことになります
下半身の柔軟性は運動の範囲と
姿勢の範囲を広げてくれます
重いものは地面から離れると不安定になります
人の身体の一番上についている脳は、地面から一番遠い場所にあります
頭部は成人で4kgから6kgほどと言われております
その重量を支えるわけですから
筋力も必要です
その筋力は年齢とともに落ち始め
結果として姿勢が悪くなります
筋力が必要ですが
柔軟性がなければ一点で支えることになります
立ったり、座ったり、動いたりしたときに
柔軟性が必要になります
このことを踏まえてナッシュボディでは
筋力トレーニングとストレッチはセットで薦めています
血糖値の急上昇にも効果あり
ストレッチも筋トレだ同様すぐに効果が出るわけではありません
さらに、段階を踏む必要も筋トレと同じです
ゆっくりと確実に正しいストレッチをする必要があります
今まで固かったひとはストレッチを1年でも続けると
身体が軽くなったことを実感できるでしょう
関節を大きく動かせるようになると
筋肉をより使う事ができるので代謝があがり
血糖値の急上昇を抑える効果もあります
肥満防止、生活習慣病予防などに効果があります
食後には、軽いスクワットとストレッチを習慣にしましょう